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10月12日(月)
きょうは、『大阪球場』 追加公演3日目かつ 順延2日目かつ 日本公演ラスト

前日とは打って変わり、素晴らしい天気


正午12時すぎ、マイケル起床。

すぐに医師の診察を受ける。
「異状なし」 ということでコンサートに支障のない健康状態なことを確認。

14時~17時まで約3時間、ホテルの部屋でウォーミングアップ


<ウォーミングアップ中のイメージ図>


もーー 書いてて心臓ばくばくしてくるーー
だれか助けれーーー



きょうの観客たちは、時間を見計らってから会場へ向かうだなんて勿体ない! と言わんばかりに
いつになく入場が早い。
開演予定時刻の 18時30分には場内ギッシリ。
アリーナもスタンドも、何だかジッとしていられないような空気感に満たされていた。


場内が暗転、大音響が鳴り響いたのは 18時55分

25,000人の観客は、光のジャングルの中から宇宙戦士然とした5人の雄姿を目にする以前に
オールスタンディングで喝采


<日本でのラストコンサート、開幕!>


オープニングの "Wanna Be Startin' Somethin'" からエキサイティングに飛ばすマイケルに
レーザー光線を駆使したファンタスティックな照明効果がクロッシングする視覚,そして聴覚と体感は、
観客たちのアドレナリンだのドーパミンだのを引きずり出しまくる。
 「キャーー!」
 「マイケルーー!」
 「おぉーーー!」

絶叫の歓声が飛び交う。



きょうのマイケルは、これまでの日本公演のうち 最高の出来と言っていい程の素晴らしさ。
透きとおった高い声はよく通り、レコ大審査員も務めた音楽評論家の白藤丈二氏は、感服まじりに
 「もう潰れてもいいと思うぐらいに声が出ていますね」

初のソロ・ワールドツアーの開始地点となった日本公演は、回を重ねるほとに練り上げられ洗練されてゆき、
まる1ヶ月が経ったきょう、ショーとして完全に出来上がっていた。





"She's Out Of My Life" の時は、ステージ下に降りるとファンの子から花束をプレゼントされ、
お返しにその頬へ長いキス

場内は羨望にどよめいて沸き立つも、それがまた和みの空気を生み、不思議な連帯感を生むのだった。





"Workin' Day and Night""Beat It" 間の瞬間移動マジックも がっつりキマって、
盛り上がりは最高潮へ!





ムーンウォークはこれまでで最も連発、歌とダンスで会場中を魅了するマイケル。
観客もノリまくりのの、踊りまくりのの。

"Shake Your Body" では、長いことアドリブを展開。
まもなく終演の時が来るのをマイケルも惜しんでいるかのよう。


 



"I Just Can't Stop Loving You" の、ヨシアキ君メッセージに続く 本来の歌い出し
 「皆、ぼくの本当の姿を知らない。皆、誤解している」‥‥

来日前までは "奇人・変人" と報じていたメディアにも、痛切に響いたようだった。
滞在日数が重なるにつれ
 『伝わっていたイメージとは全く別人のような "実像" に驚かされた』
 『ウワサこそが "虚像" だった!』

等と次々に報じた。
又聞きの段階で対象を安易に非難する行為は 己の愚かしさを喧伝するようなものだ
という事がようやくマスコミも解ったのだな、と安堵した。 (※とりあえずその時は。)

この曲でもマイケルは、アドリブ混じりで情感たっぷりの熱唱を繰り広げたのだった。





いよいよクライマックス、最後の曲は "Bad"
メンバー15人全員が黒のフェドーラ帽で勢ぞろい。

実は、それらの帽子15個を観客席に投げ入れるサプライズが実行される予定だったのが、
土壇場で取りやめに…。

マイケル側の最終的な判断だったのか 警備側が拒否ったのかは知らないけども、
私は賢明な判断だったと思う。
あのプチパニックが同時に15ヶ所で・A~Bブロックの狭い範囲で起きるなんて、やっぱり危険すぎる!
(後日 "実行された" と報じたメディアもあるが、それは先に得た情報で書いただけの勇み足な記事)


ともあれ会場は、マイケルを中心に1つに溶け合った。

 「ドモ アリガトー!」
と2度、大きく手を広げて投げkiss
メンバー全員を1列に並べ、手をつないだまま深々と頭を下げ、スタンド席までぐるりと見回し
 「アリガトー オオサカ!」
 「アリガトー ジャパン!」






照明が煌々と灯されると、スーパースターの姿はもう無かった。
だが、ファン達は熱い血のたぎる体にいつまでも余韻を残し、
 「サンキューマイケル!」
 「シーユーアゲイン、マイケル!」

と口々に叫んでいた。


【BADツアー@JAPAN'87】 は、来日海外アーティスト空前の43万人を動員し、
こうして幕を閉じた。



観客の1人、高汐巴さん(@宝塚・花組) の直後インタビューより。

 「前から5列目で観たんですが、マイケルは想像していたより太っていました。
 でも、そのくせ華奢な感じ。繊細でセクシー、チャーミングそのもの」
 「歌を聴いた限りですが、とても純粋な人というイメージを持ちました」
 「舞台構成がとにかくスゴイの一語に尽きますよ。
 スピード感に溢れ、そのうえ次に何が起こるか判らない展開なんです。
 期待感で胸がドキドキしたほどスリルに溢れ、とても新鮮でした」
 「マイケルは自己陶酔型というか、自分にとことん熱中できる人ですね。
 自分も舞台をやっていて思うのですが、どうしても舞台の外にいる観客を意識してしまう。
 でもマイケルは違う。完全燃焼できる人なんです。羨ましいくらいでした」
 「それにボーイソプラノの高い声。うっとりするくらいキレイな声。堪能しました」


<10/10(土)~12(月)の大阪公演に観に来た著名人>
 浅野ゆう子,オール阪神・巨人,桂きん枝,桂小文枝,中村勘九郎,
 掛布&岡田投手(@阪神タイガース),高汐巴&宝純子&瀬川佳英ほか(@宝塚)
 など
 ※敬称略/順不同



<プログラムの総売り上げ部数: 19万5千部>

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