忍者ブログ
♪ 9割がた クローズしております ♪
| Admin | Write | Comment |
ブログ内検索
カウンター
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1987年10月12日(月)の大阪球場でのコンサートで、
マイケルのBADツアー日本公演'87は幕を閉じました。

で その翌日(13日)の紙面より、代表して2紙をスキャンしました。
この2紙の記事の書き方が良かったからですemoji
良い記事を書くと、30年近くも経ってからも こうして
世間の片隅でフィーチャーされる事があるんですヨー マスコミの方々 (´∀`)
(画質けっこう落としちゃったがぬemoji

どこ新聞だかは、2紙とも上辺を切り取っててメモ記載もないので今となっちゃワカラナイ~~

「アリガトウ」連呼 マイケル
大阪で興奮のフィナーレ
 マイケルが魅せた43万人、稼いだり26億円!
 今世紀最後のスーパースターといわれ、14年ぶりに来日したマイケル・ジャクソン(29)の日本公演が、12日大阪球場で幕を閉じた。
 丸1ヶ月に及んだ日本ツアーは14回公演で43万人を動員、入場料だけでも26億円の売り上げを記録。文句なしに史上最大の外タレ公演となった。

 風邪も全快、完璧ステージ

 マイケルは 「ドーモアリガトウ」を連呼し、投げキッスを残してステージを去った。
 バックバンドのメンバーが黒いマイケルハットやピックを客席に投げる。「マイケル!」「アンコール!」の黄色い声が場内を包む。歌っている間は厳しい表情を決して崩さないマイケルに、ようやく普段の笑顔が戻った。

 風邪でダウンして延期された最終公演。
 「全快した」と公式コメントはあるものの、スタッフの間には「本当に大丈夫か」と心配する声があった。
 マイケルは前日、体力回復のため、しるこ・揚げ出し豆腐といった和食を懸命に口へ押し込んだ。日曜日は食物をいっさい口にしなかったマイケルが、だ。
 歌も踊りも完璧だった。
 中性的な高い声は、マイクを通しても雑音が聴こえるほどの強風を突き破った。
 記録用のビデオと写真のクルーがステージに上がると、総立ちで踊っている客席を撮るように指示した。

 だが、ステージの全行程が終わり、満足げにスタンドを見回すと、大きく上半身が揺れた。最後にきて病み上がりの疲れを隠しきれなかった。

 来日前は、「人嫌い」「変わり者」の前評判ばまり先行したマイケル。
 この1ヶ月でその「虚像」は吹っ飛んだ。
 新幹線の中でさえファンサービスした。誘拐殺害された功明ちゃんの追悼メッセージなど、むしろマイケルの人間としての温かみがクローズアップされた。

 主催の日本テレビでは、
 「初めての外人相手の事業で苦労もあったが、大成功でホッとしている。巨人軍優勝とタイミングも合い、局の最高のイメージアップになった」(事業局)
と手放しの喜びよう。
 スポンサーのNTTやペプシも同様で、商品の売り上げとともに企業イメージアップにホクホク顔だった。

 無事公演は幕を閉じたが、マイケルは側近らと20日ごろまで滞在する。
 「彼は本当に日本が気に入っちゃったんだ」
とスタッフのひとりは言うが、マイケル旋風はまだ終わりそうもない。


マイケル ラスト唱
聖子を‥‥東山を‥‥魅了  真のスター
 マイケル・ジャクソンの初の日本ツアーが12日夜、大阪球場での公演で幕を閉じた。
 ちょうど1ヶ月前の9月12日、後楽園球場を皮切りに東京,横浜,大阪で14公演を行ない、延べにして44万人弱を動員した。
 途中、風邪による公演延期というハプニングもあったが、マイケルは最終日、目いっぱいフィーバーした。

 公演を振り返って

 「皆、僕の本当の姿を知らない。皆、誤解している‥‥」
 公演のアンコール曲「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」を歌う際、マイケルは冒頭、そうメッセージを送り続けた。
 先月9日の来日以来、彼の行動を追い続けた報道陣にそのメッセージは痛切に響いた。"奇人・変人のひとり" というイメージが伝わっていたが、全く別人のような "実像"に驚かされた。

 また公演を3回も観て、ファンとしてホテルにまで面会に行った松田聖子は
 「私は女性で良かった」
とつぶやいた。
 人気No.1アイドル、少年隊の東山紀之は4回も足を運び、ディズニーランドにまで一緒に行き、マイケルを "盗もう"とした。
 荻野目洋子は
 「ファッションとしてマドンナはもちろんステキだったけど、マイケルにはアーティストとしてのソウル(魂)を感じた」
と称賛した。

 歌にしても、踊りにしても、ショーの見せ方にしても群を抜いていた。そして、何よりもステージを降りた後でも "エンターテイナー"ぶりを発揮する姿を残した。
 外出すれば必ずファンに手を振って応え、子供の前ではサングラスを外して笑顔をふりまき、余裕があれば気楽にサインに応じる。
 日本のファンが節度を心得、危害を加えないと分かると、公演終了後球場を後にする際、移動用のバンの天井から上半身を出し、わざわざステージで着た電飾付きのジャケットを付けて手を振った。
 そして功明ちゃん誘拐殺人事件を耳にすると、すぐさま涙のメッセージ。
 こうした1つ1つの姿が "真のエンターテイナーは常にファンに夢を与え続けなくてはいけない" という実に当たり前の結論を教えた。自らが子供の用に振る舞うことで、見る者に子供のような優しい気持ちにさせる。それが真のスターじゃないのか? と。
 ツアーの動員数や収益金額などの "数字"の上でも成功を収めたが、今回彼が来日して彼自身もっとも得たもの,そして日本の芸能界が得たものは、そうした "真のエンターテイナーとしての姿を見せたこと" ではなかっただろうか。

 京都見物は中止

 マイケルは、当初、きょう13日からしばらく京都・奈良などを見物するのではないかと見られていたが、体調を崩したこともあり、見送りとなった。
 きょう東京に戻り、17日ごろオーストラリア公演(11月5日から)のため直行する。
PR
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[7605] [7606] [7604] [7603] [7602] [7601] [7600] [7599] [7598] [7597] [7596]

Copyright c * 戯 *。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By 人形首
忍者ブログ [PR]