昨日のミュージック・エアでのMJ特番、計6時間。
個人的にはNE-YOの番組が飛びぬけて良かった
マイケルの才能を讃えることに特化したカンジだったんで~
他の番組は、マイケルの内面や出来事に比重が置かれてた、のは良いけども
詳しいヒトが詳しく語っているようでいて よく聞くと
明らかに “イメージで語ってる” 部分も随所に混ざってるんで、逆にタチ悪い… (´Д`;
で
【マイケル・ジャクソン:モスクワ・ケース1993】。
ゼンゼン期待してなかったけど、思いのほか拾いモンだった
もし、「さぞかしマイケルの映像が たっくさんあるだろう」 なんて期待してたら裏切られるし
ましてやLIVE映像なんかは皆無w
そして随所に挿し込まれる “アコーディオン&イラスト” の
ロシア流オチ(?)には、最初テン目。
しだいに味になってきたけどもw
画力自体には特にツッコミ所なし
でも、あの時のロシア側に興味があった人 (ワシだ) にとっては良い資料となりましょう。
あの頃はソ連が解体になって2年も経っておらず、不安定な情勢。
昨日会った知人が殺されたなんてニュースも珍しくなかったのらし
『西側のエンターテイナー』 を良く思わない因子も多かったようで…
ネガキャン張られたり、LIVE当日に雨が降れば 「中止だ」 と勝手に誘導などの妨害に遭ったり。
プロモーター側も、一晩でポスターびっしり貼ったりで、攻防戦
その雨だって 何か散布したせいだとかいう話だけど… (真偽ワカラン
宣伝の妨害や 物価事情(最安のチケットでも給与1ヶ月分)のせいで
しまいにはタダで配られたり 空席に兵士を動員したりがあったのは、当時から知られてた事。
それでも、やはりすごい盛り上がりで
雨と熱気とでオーディエンスの頭からは蒸気が立ち上ぼり、"人間スープ" のようだったとなw
にしても
ステージ上に溜まる雨水を
マイケルの側近たちも這いつくばって拭いてた、という話はともかくとして
動員されたおばちゃん達も拭いてたっつー話はホントかぬw
ビデオに映ってたっけ?
もちろん、マイケル本人の映像もあるこたあって
黒JAM衣装で軍と行進するとこや障害児施設訪問は それぞれベリキュー
関係者氏は、インタビュー中に
「当時 慣れてなくて、歓迎の仕方がよく判らなかったんだ」
と 後悔のように何回も…
うーん…
物理的に何をどれだけしてもらったかという事よりも
どういった気持ちで迎えてもらったかという事の方が、実は相手の印象にずっと残るのでは?
障害児施設で渡された大きなジャム瓶を戻そうとするマイケルに
「いやっ、ソレは子供たちからのプレゼントですから! どうぞどうぞ!」
って みんなで一斉にロシア語で押しとどめた図が、すごいおかしかったのと同時に
妙にほっこり温かい気持ちになったですよ (^∀^)
だから3年後に再び降り立ったですよ
('96.9.15)
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