先週 NHK-BSプレミアムでの
【アナザーストーリーズ 『“燃えよドラゴン”誕生 ブルース・リー 最後の闘い』】の初OA時、
「マイケルとかぶりすぎててつらい」と書いた件。
火曜の再OAは、そこのところをメモりながら観たので、以下に列記
（すべて番組内で語られた事ですが言い回しは少々違ったりも ＠メモ＆要約ゆえ）

"マイケルで該当する事項" も併記していこうと思ってたけど
ファンとしての楽しみを‥‥
「これってマイケルでいうとアレだな」とか考える楽しみを奪ってはなりませんわね
それに、さも正答かのように書き込むのもエラソーだし (^∀^；

れっつら しんきん

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彼が目指したのはハリウッドアクション映画の革命　（ボブ・ウォール氏）

主演でありながら他の出演者のアクション演技もつけた

理想追求のため何度も撮り直した。完璧主義者ぶりは人とは違うレベル

舞台劇レベルな香港のアクションを、痛さが伝わるリアルなものへ

アクションのアイデア作りに膨大な時間を要した

TELをかけてくるのは決まって深夜０時過ぎ　（監督の証言）

撮影開始時は68kgなのが、終了時には60kgでゲッソリ

ハリウッドの中心は白人スターで、アジアの俳優が入り込むスキは無かった

ハリウッドでアジア人がないがしろ。自主企画ですら主演は白人にされた

カン高い雄叫び "怪鳥音" を開発

怒りの闘いに勝利した後の、喜びではなく哀しみをたたえた表情

『燃えよドラゴン』の改題を米映画会社から迫られた

寝る間も惜しんで出演者全員に徹底させていた

終盤、やせて顔色が悪く 「映画のためにやる事が多すぎて忙しいんだ」

編集後の映像を観て、「これだよ！」（←THIS IS IT？） と 上機嫌

映画公開を翌月に控えたある日、頭痛を訴え 薬を飲んで眠り、そのまま…

のちのハリウッド映画に影響を与えた　（マトリックス，キルビル等々）

共演者が世界中を巡りファンに思い出を語っている　（ボブ・ウォール氏）

アメリカ国立フィルム登録簿に作品が永久登録　（燃えよドラゴン）

武術を通して強さだけでなく どんなシーンでも何かを伝えようとしている

「考えるな。感じろ」（Don't think, FEEL.）

究極の技とは？　「型を持たぬこと」

敵と対峙した際の心得は？　「敵などは存在しない」

型を突き詰めるという事が中国武術の概念なのに、よく言っていたのは
　「型は超えなければならない」
　「多くのものごとは型にハマってしまっている」
　「俺の流派は俺自身だ」 にはスゴイと思った　（ダン・イノサント氏）

イギリスの植民地の香港では、中国人はイギリス人の為に働くものとされ
　「香港の子には展望がまるで無い」
　「良い仕事は白人のもの。香港の子は彼らのために働かされる」
　白人への敵がい心で強くなるために習ったカンフーで やがて気づく

カンフーには人種を超える力があると気づいた時、白人への敵がい心も 型へのこだわりも消えた

型というカベを破り創始したジークンドーは、型を持たず また哲学でもある

『燃えよ』で伝えたのは "人としての誇り"。真っ先に反応したのは黒人たち

彼は とても哲学的で政治的。しかしそれを声高でなく伝える

「制限をかけるな」

「１人の人間として その人自身に目を向けろ」

人種のカベに悩む一番弟子キムラ氏をはげます
　「人生は水の流れに似ている。
　　時には不愉快な事が現れ 心に傷痕を残すが、全ては水のように流れていく」
　「人はみな平等　上も下もない」 「君は人間なんだ　みんな人間なんだ」
　「勇気を持って 前に進むんだ」 「突破しつづけるんだ」

あなたは中国人か？アメリカ人か？ と問われ
　「僕はこう言いたい。“人間としてこの空の下、ファミリーは１つだけさ”」