一部ファンの間では、スペチャン５をしのぐマイコー愛あふれる出来と言われているMJ出演ゲーム
【Ready 2 Rumble Boxing　Round 2】。
　

　　
このゲームについては、出演経緯など ずっと謎のまんまでした。
まぁ多分あんま公に出来ない契約上の事情があるのだろうとカンタンに推測できたので、誰も騒がずw
（学習 ＠E.T. Storybook & ザ・シンプソンズ）
　
が、マイケルがああなって10日ほど経った頃、
ゲームを制作したMIDWAY社のプロジェクトディレクター、エマニュエル・バルディーズ氏が
マイケルとの逸話を語ってくれていました。
（なので既にご存知の方はいらっさるでしょうが、忘れっぽい自分のためのメモゆえスルーで）
　
　
　
さかのぼること1999年10月、
SEGAドリームキャスト機のアメリカ発売に合わせて開発した 【Ready 2 Rumble Boxing】 は
すぐに大ヒット。
　
発売から数週間後、その面白さに魅入られたファンの１人からMIDWAY社の制作チームに連絡が。
言うまでもなく、マイコーw
言うまでもなく、このゲームの中に僕も居たかったとww
言うまでもなく、続編を作るのなら僕も参加したいとwwww
　


バルディーズ氏は、「まさか」 と思ったのらし。
だって、地球上で最も有名な人物・天下のKING OF POPが…
　
しかしさらに数週間後、バルディーズ氏率いる制作チームはネバランにいたのだった。
そしてマイケルから、どんなに自分はゲームを楽しんだか・どんなに自分は続編に出たいかを
みっちり熱弁ふるわれるのだった。 （合掌
　
案内されたマイケルのゲーム小屋（すべて無料）は、
ゲーム制作会社の人間たちですら 時間を忘れて夢中になるほどだったそう。
されど
　「マイケルが私に “ダンスダンスレポリューション”で対戦しよう と誘ってきましたが、
　丁重にお断り申しました。」 wwwwww
　
　
　
年が明け、続編の制作が始まったので約束どおりマイケルに連絡をとりのの。
　
バルディーズ氏は ほぼ毎週のようにマイケルとTELするうちにとても親しくなったそうで、
その後も何年もの間、誕生日やホリデイには家族ごとネバランに招かれたり
10年以上も経った2001年のソロ30周年コンサートにさえもプレミアムシートに夫婦ペアでご招待。
マイコーったら ごっつ義理がたいヤツ‥‥
　
おお～ 危うく脱線
　
　
ある日マイケルは、米サンディエゴにあるMIDWAY社のスタジオまで足を運びのの。
　
マイケルはこれまでにもゲームになった事はあるものの、3Dゲームキャラになるのは初めてのこと。
そのスタジオは、関係者以外立入禁止。（そりゃそう
そして台詞をレコーディングしたり、3D-CGモデルに嵌めるため 衣装着用で写真撮影したり、
パフォる全身をモーションキャプチャー取ったり‥‥ （涎
バルディーズ氏いわく、マイケルはわずかな指示だけで完璧にこなすプロフェッショナルで、
その情熱的なパフォに夢中にさせられたほどだったそう。
　



その "わずかな指示" での話。
　
事前にバルディーズ氏は、MJキャラのダンスや動きで必要なものを何種類も手描きでストーリーボードにおこす事に数週間を費やしたそう。
そして撮影開始の直前に、それらストーリーボードでいっぱいのバインダーをババンと披露☆
　
　「が、マイケルは２,３秒でバインダーを閉じ、私に実際に動いてみせて欲しいと言い出しました。
　私はその瞬間、熟練パフォーマーの仕事っぷりを見たがってスタジオに詰めかけている全スタッフたちの前で そのマイケル・ジャクソンに対しダンスの振り付けをデモンストレーションせねばならないという恐怖にクラクラしました。」
　
マイコー‥‥　残酷な子！ （＠月影千草
　
　
　「私はマイケルに歩み寄り、目をつぶって、彼の最も有名なダンスを世界で最も遅いバージョンで10秒ほど踊ったのを憶えています。
　安心したことに、マイケルは私の動きをコピーし始めました。 それは、これまでに見た中で最も驚くべき美しい10秒間でした。」
　
ふわー　観てェ～～ （滝涎
　
　
　「ゲームデザイナーが 世界で最も偉大なダンサーに振り付けを指示しているさまときたら！」
　
‥‥お疲れさまでござりました （合掌2