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ブラッド・サンドバーグ(Brad Sundberg)氏は
18年間にわたってマイケルのアルバム制作や SFや ワールドツアーや
それに留まらずネバラン施設音響にも携わった音楽エンジニア。

EOの頃には面識は出来ていたらしいけど
実際の仕事は、'86年早々の 『BAD』アルバム制作から。

マイケルはいつだって温かい人だったものの内気だったので
徐々におしゃべり出来る関係になり、
そこからさらに信頼関係を築くには時間を要したという。

その関門をわりに早く突破できたのか、マイケルは彼にアダ名をつけのの。
制作中の 『BAD』 の歌詞をもじり、
 “Really Really Brad”



ブラッド氏は週80時間労働状態で、あまり家族と食事できずにいたけれど
マイケルは、毎週金曜『ファミリーデイ』 として
“Slam Dunk Sisters” と呼んでいた自分のシェフ2人に頼み、
スタジオに詰めているクルー達やその家族の為に大きな夕食会を開催。
マイケルは、皆の家族が一堂に会すのがとても好きだったという…

ブラッド氏の奥さまが娘のアマンダちゃんを連れてきた時のこと ―

アマンダちゃんとマイケルは、彼女たちが持ち込んだプレイマットとおもちゃで
一緒にそこに座ってしばらく遊び、奥さまにこう言ったそう。
 「これが彼女の小さな世界なんですね
 (This is her own little world, isn't it?)

なんと優しさに満ち溢れたセリフ…(ハンカチ


アマンダちゃんはその後、パリ公演の "Heal The World" で 「共演」



ブラッド氏に言わせるとマイケルは、
 「完璧なプロ」。(He was a consummate professional.)

歌入れの予定が昼下がりとすると、朝10時には来て
ボーカルコーチのセス・リグス氏と2時間トレーニングしてたそう。


マイケルは大抵、自分で車を運転してスタジオにやってきたとな。
車は、大きくてオンボロの 『Ford Bronco』。
 「彼はあまり優秀なドライバーではなかった」
というのも、車中から遅刻を連絡してきた事は1度ではなかったと…

いや~~ソレって車に乗る前に要因あったんでは??
乗ってしまえば、スピード狂なんだし ちょっ早かとw

 
(※運転席のショットは参考画像)


マイケルのアルバム制作は、大抵の場合はスタジオで10~16ヶ月かかるそう。
予算は、100曲を録音しても大丈夫なほど潤沢。
曲のいくつかは早々に廃棄されたりも。
アイデアのためミュージシャンを引き入れたりしても、中心はいつも全てにおいてマイケルが掌握☆


スタジオにVIPが来ることは珍しくなく、
"ItC" でカメオ出演したモナコのステファニー王女や
またナンシー・レーガンの時はその前にSPが来て、建物を2時間捜索したとな

それにひきかえ、チンパンジーや大蛇などは 『フツーの客人』。
マイケルの歌入れの間、ブラッド氏が両方とも抱いてたり…
マイケルは、楽しい事と仕事とをミックスさせるのが好きだったけれど
いつだって仕事が最優先だったという。


BorW撮影現場のみならずレコスタにまで…
どんだけ好きなのー



マイケルの曲創りをたくさん見てきたブラッド氏いわく、その様子は
 「Amazing」

それらの曲を、「神からの贈り物なんだよ」 とブラッド氏にも言っていたマイケル。
録ったテープを皆が機械から聴くよりも前に、全曲を脳内で完全再生できた。
 「マイケルは時々、ドラムス,ベース,パーカッション,キーボードその他の楽器も歌うんだよ。そして我々は、そのデモ・トラックを (ボイパ声から楽器音へと) 取り替えるためにミュージシャンを後で引き入れるんだ。」

いやいやいや、それは違うでしょー。
“取り替え” てはいないと見てるよ、ワシゃ。
“残してる” よ、ゼッタイに。
楽器演奏を、ボイパに限りなく近くまで切磋してるから削除しても良さげだけど
ソレも残しておくことで 『厚み』 が出てるんだよ。
"Who Is It" だって残ってるように聴こえるし
いっちゃん判りやすいのは "Blood On The Dance Floor" よぬ。
冒頭から終わりまで、ず―――っとパコポコ言うてるのがモロ聴こえ


脱線 =3


また、ブラッド氏は こうも言う。
 「マイケルは時に子供のような無邪気さを見せていたけれど
 それは決して “子供っぽい” のではない」
 「世界最高のパフォーマーであるため働き、また楽しむ方法も知っていたプロ」


2人でジェンガ★



ただ‥‥
2003年にネバラン会ったのが最後なのだそう。

ネバランでの仕事を依頼されたけどブラッド氏は断わったとか何とか…
会話がぎこちなくなって、気まずい感じに。
マイケルはゴルフカートで走り去り、ブラッド氏は自分の車に戻りのの。
家へ戻る橋の上をカートで走るマイケルを見たのが最後とのこと…

2003年のいつかによって大きく話は違ってくるけど
なんで断わったのか、手記にはハッキリ書いてないのよぬ。
「明らかに事情は変わっていた」 というぐらいで…

ただでさえそれ以前からイロイロあった時期だったし
永い付き合いのブラッド氏まで離れてしまうのか、って
ハンパなく落ち込んだのは間違いないと思うと切なすぎる…


たくさん教えてくれたのは有難いけど、そんなんで
 「Your friendship and trust is something I will always cherish.」
つっても
今そんなん言うたって!  って まぢヘコむわ。

けどまぁ、正直にその部分をチラッとでも言った分
この人はまだ全然マシでマトモだよナ。
ホント。

 
HISアルバム制作時
(BAD時に比べてえれー肥えたのぅ)
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