きのう投票の帰り、地元のブックオフへ。
以前あった小林かいちの画集、まだあれば買いたいな
って
美術書のコーナーで左上から視線をZに走らせていると
大判の画集と画集の前に1冊だけコミック本が ちまっとな。
それは なんと
4年間にわたり、とっても買いたいけど とっても躊躇しまくっていた
卯月〇子著・『人間仮免中』。
著者の作品を初めて手に取ったのは 16年前、
発刊したての 『実録・企画モノ』。
パッケージングされ中身は見れなかったけど ちょいハデな外観と何かのオーラで、即買い。
女性離れした荒々しいペンタッチにのまれている暇もなく
カタギには到底うかがい知ることのない世界とソーゼツな生き方に、ある種の尊敬の念を‥‥
(※ググる方は、エログロですのでご注意を)
で ヒトに勧めたりもしたけれどw、
そのころ、私も大抵の読者も知らなかった。
この著者が かなり重い統合失調症だという事を。
その後それをカミングアウトし、ネット上でブログ書かれてた頃は時々チェキってた。
閉鎖病棟に入ってた体験をマンガに描こうという動きには すごく期待してたけど、
いろいろ二転三転したあげく ネット上から姿を消し‥‥
生存確認する術もなく、ずっとひそかに気を揉んでたらば
5年以上経ってから 冒頭のコミックが発売され、
それで知ったのが 歩道橋から飛び降り自殺未遂をかましていたという事‥‥
おかげで、後遺症はかなりヒドイようで
絵は従来の荒々しさにプラスして かなりのラフタッチなんだけど
どちらの作品にも共通してるのが、内容の重さに反して 軽すぎるほどのコメディ風の描写なこと。
で
今回の作品で前作と違うのは、病気を隠していないこと。
ていうか、ありき。 (そりゃそう
なので、こっちのメンタルが かーなーりーガッチリしてる時じゃないと引きずられそうで
マイケルでメタボロになってるのが ある程度は修復されないと、とても無理。
まだ読めないナ。
まだ。
‥‥つって ずっと棚上げしてたのが、目の前に!
しかも、コミックのコーナーじゃないのに!
しかも、わりと混んでるのに周りはポッカリ誰もいない!
しかも、思ってたよりもブ厚い(320ページ強)のに 200円! (いや価格の問題じゃないがw
マイケル以外で初めて呼ばれたー
コレだけ買うのは重かったので
昔よく買ってた さくらももこさんの 持ってなかったエッセイ本で、中和買い。(@造語
ところで わし、マンガ(も)すっげー遅読なの。
たとえば無言で見つめ合う部分も、リアルタイムばりか それ以上に永く噛みしめるのでw
そんなわけで、まず320ページ中 40ページまで読んだ。
今のところ 巻頭の飛び込みシーン以外は過激なことナシで、ホッ =3
あ 電車内で殺人願望発作を抑えるため ペンで自分の腕をガーッて切り裂いたのはあったけど。
まあ、ちまちま行きましょうか‥‥ ( ̄~ ̄;
行き詰ったら さくらさん本にシフトしつつのw
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