こないだ、

　SM△Pの登録商標はトーゼン Ｊ事務所側がおさえてるし
　SM△P名義の曲の権利も、もちろん。
　つまり、移った者たちは SM△Pの名も曲も、いっさい使用不可。

‥‥と書いたけど、完全に思い違いしとりましたわー

日本での商標登録運用って、世界的に珍しいものだそう‥‥
詳細は、弁理士さんのコラムをご参照くだされ。
　SM△P解散における商標権問題について
　独立したメンバーにSM△Pの楽曲を歌わせないことができるのか


これらを抜粋要約すると、こう。

Ｊ事務所は、SM△Pという商標の商標登録を所有し、 グッズ販売を想定した広範囲の商品が指定されている。 ただし 現在の日本の特許庁の運用上、 CD・演奏におけるアーティスト名は、商標登録できない。 それらを指定してのアーティスト名の商標登録出願は、却下される。 ゆえに 独立メンバーがSM△Pに類似した名称でCDを出すことは、「商標権的には」 問題ナシ。 しかし Ｊ事務所との契約で禁止事項に挙げられているだろうし、業界のおきての観点からも 商標権うんぬん以前に 「あり得ない事」 と思われる。 独立したメンバーがＴＶ等で "元SM△P" と形容される事は、「商標権的」 には問題ナシ。 しかし ＴＶ局がビビってSM△Pの名前を使わないかと。 Ｊ事務所には、SM△Pの楽曲の著作権はナシ。 作詞家・作曲家にもナシ。 JASRACが著作権を持っている。 （作詞家・作曲家が著作権をJASRACに信託譲渡している） JASRACは、正当な理由なく 特定の人にのみ許諾拒否はできない。（応諾義務） 所定の料金さえ払えば自由に著作物を使える。 ゆえに 独立メンバーにSM△Pの楽曲を歌わせない事は、「著作権法的には」 出来ない。 しかし やはり Ｊ事務所と交わした契約にもよる。 過去曲の再レコーディングは、契約上の縛りによっては当面は出来ない。 コンサート等での実演は、特に縛りがなければ問題ナシ。 ただし Ｊ事務所が当事者ゆえ、「著作権だ」・「商標権だ」 以前の問題として 「出来るわけないだろ」 という結論になってしまうが…。

つーわけで、結論的には同じことでしたw

しっかし
著作権や商標権の概念に 世界も日本もないと思ってたけど
運用がそんなに違うとは…　勉強になりましたわー。