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先日のA紙より。

多様化する文化消費を測る指標についての考察シリーズで、
その番外編として 「視聴率100%男」と呼ばれた萩本欽一氏のインタビュー。



- 「視聴率」とはどういうものですか。

 数字は「責任」ですね。
 「コント55号」をやっている時は、関係ないものだと気にしなかった。
 数字を知ってからは、言わないでくれと頼んでいました。「前よりいいです」「周りの番組よりいい」等と話題に触れさせないように。
 数字と戦っているのは哀れな気がしてね。人気取りにはなりたくなかったし。


- 番組作りで意識したことは?

 テレビは生々しい現実の方が向いている。
 「芸」をやっていると わざとらしいと思われるんですね。そこで、僕は作り物を(見栄晴ら)素人でやった。わざとらしさが出ないと考えましたが、うまくいった。
 稽古して台本を作ってやると、緊張感も漂ってしまうし わざとらしくなる。


- 昔に比べて視聴率が落ち込んで、最近の20%は昔の30%と同じだともよく言われます。

 昔とは変わっていないと思う。
 30%の番組は見てなくても耳に入ってくるし、はしゃぎ方から話題の仕方まで昔と同じ。
 「今の20は昔の30」というのは、商売上の理由で言っているのでしょう。
 今は10で話題になるけど怪しいね。無理やり話題にしているんだと思う。
 高視聴率ドラマの「半沢直樹」(TBS系)は僕も見ました。やはり、みんなが見ているものは面白い。


- 大事なものほど生で見るよりも録画すると言われます。

 テレビが(娯楽の)1番じゃなくなり、2番になった気がする。
 2番目だから、生ではなく録画するようになったのでは。今、テレビが話題に上ることは少ないもの。


- 最近は視聴率を上げようと、番組宣伝の番組も目立つ。

 僕の数字の哲学は、ポスターを作らない、番宣番組をやらないこと。
 テレビは、視聴者が探す楽しみがある。宣伝しないと番組を見て面白いと思った人が周囲に口コミで広めてくれる。


- 番組のネット配信も増えてきました。

 原点をよく考えた方がいい。
 なぜ紅白の数字がいいかというと、大みそかに手の空いた家族が全員で見るからです。
 ネットは1人で見るものだから、原点からは遠くなる。
 テレビは街頭テレビから始まり、茶の間の王様だった。それが台所に行ったり 勉強机の横に行ったりしている。受像器という意味では一緒だけど、本来的なテレビではなくなってきている気がします。
 テレビの前から人だかりが消え 個人で見るようになる一方、画面が大きくなるのは皮肉ですよね。



ド素人を起用していたのは、奇をてらったわけではなく
TVの特性や視聴者の動向をよくよく分析しての事。

さすが70代で大学に通い始めようって人は違う~~


「テレビは、視聴者が探す楽しみがある」‥‥
もっと制作側がソレを解っていたら!

フィルターで隠した映像で引っぱって あとでフィルター外すなんていう
「何回おなじ映像やるの」的な水増し編集された薄っす~~い番組なんか無くなるだろうに。
アレほんと視聴者バカにしてるよぬー
同じ映像を、同じ番組の冒頭・CM入り前とか、ひどい時は4回も使ってたり

ザッピングしてる人をつかまえる事ばっか考えてて
最初からその番組を観てる人のことは全く考えない

そりゃTV離れしたくもなるわな

わしもココにTVネタとか書いてるけど、実際はさほどTV観てない
今レギュラーで観てる番組ってあったかな? って思いだせないほど



「個人で見るようになる一方、画面が大きくなるのは皮肉」‥‥

ほんとにね 欽ちゃん


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