先週ここで告知しました
ゆうべの
【心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU】@日テレ 世界のエビケン&振付師まえけん 異色のダンサー2ショット ▼世界が認めるパフォーマーなのに… 練習もストレッチもしない?
▼実は紙一重! ダサイ振りと流行る振りの境界線とは?
▼みんなにパクられたい!? エビケン流の考え方
▼同じ曲でもこんなにパターンが! 振り付けの考え方
けっこうおもしろかったー(^∇^)
エビケン氏のお話は、
「練習もストレッチも全くやらない」 「練習キライ」。
まえけん氏がフォローしたとおり
「一見、なんかガッカリする話っぽく聞こえますけど
イメージ出来た事は やってみたら出来ちゃう身体能力がある、って事なんですよ」というわけで
ご当人への興味ベースで訊く分には面白いけど、
天才肌のヒトのやりかたをいくら訊いたところで 自分への参考にはゼンゼンならんのぬw
その事は、"JAM" のムーンウォーク講座のヒドさを観ても明白ww
あ ムーンウォークの事も少々おっさってましたわ。
(以下、公式Twitterスクリプトより引用&少々編集 /敬称略)
= 世界が驚いた“エビケンゾンビ” =
加藤: 「これ、普通のダンサーの方も出来ないですよね?」
エビケン: 「出来る人は出来ます。結構出来る人はどんどんやってって頼んでるんですけど」
加藤: 「出来る人やっちゃっていいんですか?」
エビケン: 「はいはい。一応、僕そこオリジナルの技なんで、あれはエビケンの技だ!みたいなのが広まるじゃないですか?」
加藤: 「はい」
エビケン: 「ムーンウォークってマイケル・ジャクソンが編み出したものじゃないのに、ムーンウォークすると皆マイケル・ジャクソンをイメージしますよね? それと一緒です」
加藤: 「あ~ じゃあどんどん真似してもらって、エビケンの名が世界に広がって欲しいっていう事ですね?」
エビケン: 「そうですね」
加藤: 「スゴイね、考え方がなんか全然違うね」
そして
あややのモノマネのインパクトが強いので忘れそうになるけども、
前田健さんはNYで4年間修行した振付師なんですよね (^∇^;
そしてマイケルの大ファン
マイケルが旅立った日も
ブログに追悼文を記しています。
ダンス振付の基礎理論を、シロートにも解りやすく話されたので
ごっつ食いついた~~w
= これがダサイとカッコイイの違い =
まえけん: 「例えば、(手を)下から上げて広げるっていうコレだけでも、振付師はもっと夢のある動きってないかな?って思うわけです。
最初から広げないで ここで広げようとか、こっちで上げといてこういう風にしようとか…」
加藤: 「全然違う!」
木南: 「イメージ変わりますね」
まえけん: 「それで、手を広げると同時に顔アップしてみようかな~とか。
女性が踊るという頭があれば、顔まっすぐじゃなくて外してみようかなとか…
それを作るのが振付師なんですよ」
加藤: 「ダサい振付ってどういう振付なんですか?」
まえけん: 「例えば、リズムが1,2,3,4ってあったら、そのままに頭打ちで動くだけとか」
加藤: 「あ~~w」
まえけん: 「で、これに対して、裏で取ったり、ンアンア…
さらにはもっと細かく取ったり、首とか肩とか胸とか色んなとこで」 (踊る)
加藤: 「ダサいのやってもらえます? ダサいの!」
(まえけん氏、交互にカッコイイダンスとダサいダンスを踊る) ≪一同 笑≫
加藤: 「解る解る! すごい解りやすい!」
= 萌えポイントを作る =
大東: 「他にもなんか注意するポイントとかあるんですか?」
まえけん: 「女の子が踊る/子供が踊るとかいう頭があるんだったら、萌えポイントみたいなの作る…」
木南: 「萌えポイント?」
まえけん: 「僕、子供さんが踊る振りを考える事が多いんですけど、親御さんが見てて 『この子のこの時の動きカワイイんだよね』 って親が萌えてくれるようなポイントを作ると喜ばれるんですよ。
だから曲の途中でなんかこうやったり(人差し指をほっぺにあてる)とか、ハートを作ってフッ~ってやったりとか、萌えポイントを作ると、『あ~この動きのうちの子カワイイ~』ってなる」
木南: 「カワイイ、確かにカワイイ」
加藤: 「結構、戦略家なんだね?」
まえけん: 「この時(顔の前でハートを作る時)って、絶対カメラアップになるじゃないですか?」
加藤: 「寄るね~」
まえけん: 「そういうカメラワークにもすごくディレクションしてて…」
加藤: 「はぁ~ ああいう1人1人の寄りを作るって事ね、振りで?」
= さらにポイントはなんの音を選ぶか? =
まえけん: 「曲はいろんな楽器・音楽が鳴っていて、『どの音を取って振付をするか?』 っていうのも振付師のセンスなんですけど。
ベースや、ドラムや、あと 歌詞で取る人もいるんですね」
(音楽が流れる)
まえけん: 「これベースで取ると ドゥンステン…ってなるんですけど、その音で取ると…(踊る) こうなってるんですね。
ドラムで取ると…(踊る),歌詞で取ると…(踊る) ってなってくるんですよ」
加藤: 「ちがう!全部!」
まえけん: 「そういうものを混ぜていくと、良い振付になっていく」
加藤: 「はぁ~なるほど」
まえけん: 「歌で取っててもダメだし、リズム刻んでるだけでもダメだし、ベースラインだけでもなんか…」
加藤: 「面白いね~それ」
= 良い振付だと思う曲 =
加藤: 「良い振付だな~とかって思ったりするのあります?」
まえけん: 「僕が子供の頃から歌謡ポップスとか見てて、やっぱり究極はピンク・レディーさんの『UFO』っていう」 (後頭部から手を出すポーズ)
加藤: 「これだ!」 (『UFO』のポーズ)
まえけん: 「イントロがちょっと長くて、タラララッラッラッから始まって、タ~ラ~ラ~ラ~タラララララ…『UFO』。もうたっぷりフリを使った決めじゃないですか?絶対ここはずせないんですよ。
だけど、低い音で女性二人が『UFO』って言ってるのって、ちょっとカッコイイ『UFO』(前をビッと指さす)みたいな振りを考えがちじゃないですか?
だけど、あえて『UFO』(頭の後ろから手を出す)にするっていうのが…」
加藤: 「これ(頭の後ろから手を出す)、皆やってたもんね」
まえけん: 「しかも山の向こうからUFOがチラッと…」
加藤: 「これ、決めの『UFO』とか、ハートのね、前田さんが考えたフーってやるやつも、ダサいと流行るの境界線、紙一重だよね?」
まえけん: 「『UFO』もダサいっちゃダサいんですよ。でも刺さるから、ダサいを越えちゃってるっていうか」
加藤: 「難しくない? 一歩間違ったら、ダサいになるよ」
木南: 「なんでだろ?」
まえけん: 「でも遊び心があるので、やりたくなる」
= まえけん氏の総括 =
まえけん: 「有名な振付師の方の言葉で“ 体は言葉にできないものを伝える”っていう言葉があるんですけど。
お芝居とかでもやっぱり、セリフしゃべってる時より、しゃべってない時の方が、ものって伝わってたりするなと思う時があるんです。
それってやっぱり体から出るエネルギーだったりするので、たたずまいってスゴイ大事だなって思ってます」
= 反省会 =
大東: 「まえけんさんもね~振付って、あんまり僕ら印象でしか残ってなかったから、一つの角度とかも全部計算してね」
木南: 「緻密なんですね。けど まえけんさんがするハート、すごいカワイイ。動きがホント女の子の動き」
加藤: 「そう、動きはすっごいカワイイんだけど、寄ると怖い」 ≪一同 笑≫
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