かつてスピン誌の編集部に在籍し、その後レイ・ガン誌やナイロン誌の編集を手がけてきているマーク・ブラックウェルが、現在売りに出されているマイケル・ジャクソンのかつての邸宅、ネヴァーランド・ランチをファンで買い取る提案をしている。 現在ネヴァーランドはマイケルの遺産管財団体と投資会社のコロニー・キャピタルによって管理されているが、もともとコロニー・キャピタルは生前のマイケルからの借金のかたに2007年にネヴァーランドの管理を引き受けていて、その後、維持費だけで年間500万ドル(約5億1050万円)もかかっているため、親族の了承も取り付けて売却を決めたという。 売却額は明らかになっていないが、5千万ドル(約51億500万円)と推定されているとスピン誌が伝えている。 しかし、売却先によってネヴァーランドがどのような運命を辿るものかわからないと不安視するファンも多く、その解決策としてブラックウェルは資金募集サイトでファンから買収金額を募ればいいと提案している。 この資金募集物件を資金募集サイトのゴーファンドミーで立ち上げたブラックウェルは 「ぼくたちよりもひどい人間が所有者になった時に避けられなくなる悲しい運命からネヴァーランドをぼくたちの手で救うことができるんだ」 と訴えている。 定額出資の場合、たとえば一人20ドル(約2040円)で「名誉ジャクソン」を名乗ることが許され、「ネヴァーランド・ランチの買い取りに協力しました」というプリントTシャツを受け取ることになるという。 その一方で1万5千ドル(約153万1千円)出資した場合には「プライヴェートなマイケル・ジャクソン的体験」を味わうことになるとのことでその内容をブラックウェルは次のように説明している。 「(敷地内で)木登りしたり、ベッドでみんなでゲームしたり、みんなで手術用のマスクをしたまま近くのタコベルまでタコスを買いに行ったり、ほかにもいろんなことが起きるかも!」 ただし、このプライヴェート体験への参加者は18歳以上に限るとか。 資金調達の目標額は 7,500万ドル(約76億5700万円)だが、目標に達しなかった場合、もしくは達成してもより高額で第三者に買い取られてしまった場合には、ブラックウェルから資金の使い道について別な提案をすると明らかにしているとか。 8日午前の時点で応募額は235ドル(約24000円)となっている。 ネヴァーランド買い取りのための資金募集はこちらから。 http://www.gofundme.com/BuyNeverland |
木登りしたり、ベッドでみんなでゲームしたり、みんなで手術用のマスクをしたまま近くのタコベルまでタコスを買いに行ったり、ほかにもいろんなことが! |