ジャネットは家族の中で最年少で、とてもとても活発な子だったよ。 タフな子というよりも本当に粗野で。 いや私が粗野と言ってる意味は、何というか‥‥そう、おてんば娘。 彼女はおてんば娘だったんだ。 女の子たち全てを相手にしても負かすことが出来るようなね。 本当におてんばで、とてもとても活発な子だった。 それが今では、本当に扱いやすくなったよ。円熟したんだね。 現在は結婚していて、自分の夫と良好な生活を送っているよ。 彼女の演技を観ると天才的だなといつも思っているんだ。 故トゥパック・シャクールと共演した映画があってね。 私はとても良い映画だと思ったし、彼女の演技をとても誇りに思ったよ。 彼女は偉大なシンガーとして知られているけれど、歌を凌ぐ女優としての非常にすばらしい才能を、世間はまだ判っていないと私は思っている。 彼女は、ハードアクション映画の話を待っているんだ。 それに出ている彼女を観たくてたまらないよ。 一度、彼女が私を驚かせたことがあった。エディ・マーフィーと共演した映画のプレミアの同伴者に、私を選んだんだ。 エディとは親友関係にあり、現代で最も偉大なコメディアンの1人だと認識しているが、映画を観ながら誇りに思っている事をジャネットには決して告げなかった。 彼女が私に感想を尋ねてきた時、こう答えたことを憶えている。 「おまえはもっとビッグなはずだ。主演としてグイグイ演れたはずだ」 私のコメントが彼女に動揺を与えたことは判っていた。彼女が静かになってしまったんでね。 しかし、彼女は怒りによってさらにより良いものが引き出されるタチであることを私はよく知っていたんだ。 その後の映画では力量を見せつけた。 さすが私の子だよ。 昨年、私が脳卒中のため入院し療養していた時、家族のうち2人がずっと付き添ってくれていた。 孫娘ブランディ(ジャッキーの長女)と ジャネットだ。 私が横たわるベッドの右隣に座り、いろんな話をしながら一緒に過ごしたんだ。 これは私にとっていろいろな事を意味したよ。 横たわりながら、ジャネットが結婚を決めた経緯について話してくれるのを聞けたし。 彼女には満足しているので幸せを祈るのみだ! 言った事なかったが、おまえを誇りに思うよ ジャネット。 |