昨日インフォした 【坂本龍一&カールステン・ニコライの特別講義動画】 は、絶賛配信中。
あす正午で終了ゆえ、興味ある御仁はお忘れなきよう。
<配信元>
http://www.cinra.net/tu/redbull1310.php= "Behind The Mask" 話のシーン =
(27:55頃~)
MC:
「先程の曲の最初の数小節を聴いただけで、それが特にこの街で大きく共鳴して ヒップホップや後から生まれるその他多くのダンスミュージックに影響を及ぼし、それらのジャンルがこういった楽曲なしには存在し得なかったのではないかとも思います。
あなたがこの頃やったことに影響を受けて、それを違う形で表現しているのを最初に認識したのはいつですか?」
坂本教授:
「定かではありませんが、当時僕らの音楽を最初にカバーしたのは 実はマイケル・ジャクソンだったと思います」MC:
「どの曲ですか?」
坂本教授:
「"Behind The Mask" です。
スリラーに収録される予定だったので マイケルの事務所から手紙が届いたんですが、そこには
『"Behind The Mask"をカバーしました。新しいアルバムに収録する予定です。
原盤権の100%を要求します』
とありました。 当然どんな楽曲なのか聴いてみたかったのですが、彼らは 『音源を送ることは出来ません』 と言ってきたんです。
楽曲を聴かずに100%の原盤権を譲るのが公平か判断することは出来なかったので、断ったんです。
‥‥やってしまったね‥‥(会場笑) もし受け入れていたら、今ごろ世界中に10軒くらい家があったでしょうね」(笑)MC:
「でも、私からは十分成功しているように見えますけどね」
坂本教授:
「それで、次に僕らの音楽をカバーしたのはエリック・クラプトンで、同じく "Behind The Mask" でした。でもそれはヒップホップの人達が僕らの音楽の要素を使ったのとは違うやり方でした。
それと80年代にアフリカ・バンバータに会った時に、 『YMOとクラフトワークがヒップホップに最も影響を与えた2組だ』 と言われました」 <後略>ひとつ、解釈上のご留意事項ですが
「原盤権の100%を要求」 っていうと、まるで一方的に強権を発動したみたく聞こえるけども
契約スタイルの希望を述べただけの事かと。
「我々としては、のちのち面倒のないよう まるっと買取(※MJ版限定)を希望しております」 的なアレであり、
「四の五の言わずにサクッと寄こせ」的な 交渉の余地なしの威厳高な振る舞いだったわきゃないので
くれぐれも。 (あたりまえw
言い方 (訳し方?) ひとつで、かなり印象&解釈が違ってくるもの
(これじゃ脅しみたい
その手紙、そう遠くない日に公開してほしいなー
よもや どっかに行っちゃったとか ナシよぬ?
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