台所のシンクに、木の枝が立てかけてあった。
「なんでこんなとこに木の枝があんのー?
洗い物するんで洗剤かぶるけど いーのー?」
リビングの両親に向かって声を張ったところ、おやぢが半笑いでやってきてソレをどかした。
「木の枝じゃない。ごぼうだごぼう。」
でしょーな。
「どっから拾ってきたのよ?」
という悪態なセリフは私にとって定番で、
それに対し 「バカ言え」的な返事で1セットなわけだが
「そこの横断歩道で。」
はい??? (^∇^;
彼いわく、昼前にチャリを転がしてたところ
横断歩道の安全地帯にごぼうが落ちてるのを見つけたそうで‥‥
たぶん、買い物帰りの人がチャリの後ろorカートから落として気づかなかったんでしょーな。
で、おやぢは渡りながらソレを拾い上げたという。
「自転車で走りながら拾ったら折れちゃった。まだ半分あそこにあるんじゃねーか?w」
「ちょっとちょっと冗談じゃないわよ!」
と、おかんが台所に乱入してきた。
「そんな拾ったごぼうなんか、私使わないからね!」
「キレイだから大丈夫だ」
「キレイじゃないでしょ! 落ちてたんだからっ!」
「大丈夫だ」
おかんはぷんぷん・おやぢはヘラヘラ。
まぁお馴染みの構図だから放置プレイでも良いんだけど、食の問題だからねぇ~~
カワイソーだけど今後のこともあるし、ここは娘がビシッとな☆
何よりもいつまでも平行線でウルセーしw
「いや大丈夫くないでしょ。 路上でしょう? 昨日まで犬のフンが転がってたとこかもじゃん」
「何の菌がついた砂ぼこりを浴びてるかも判んないじゃん」
「スーパーやハチミツ会社すら原産地ごまかして信用ならないのに、路上を信用できるとか意味ワカラン」
おやぢ、粛々と退場。
おかん、粛々と廃棄@ごぼう。
ちなみに、早くに家を出た姉(1人だけO型)は
こういったウチらのやり取りを見るたび その激しさに動揺するそうだけど、
別にぜんぜんケンカじゃないんよぬ。
ディベートはディベート。
それが済めば 「お茶のむー?」 なんて言ったりフツーに和やか。
「ウチの職場のB型もそうなのよ!
こっちは気まずい思い引きずってるのに どうリアクションすればいーの?! 私には理解できなーい!」
なんで???
PR