ロバートの3人が チャンピオンに輝いた【キングオブコント2011】を振り返っての会話、
その一部を抜粋。
<敬称略>
****************
秋山: 馬場はこのネタに関して、リズム感のなさや動きのキレのなさがひどすぎて。 何回言っても解んないんですけど、細かい動きまで徹底して指導したんですよ。
足の動きとか手の置き方とか、すぐ "馬場" が出ちゃうんです。 だから動画を撮って、「はい、ここ、ここ見て。 ここが馬場なんだよ」 って言いながら。 今までは言っても直らなくて諦めてたんですけど、今回はそうはいかないと。
でもだんだん身に付いてきて 「動けんじゃん」 ってなりましたね。
馬場: 手を抜いてるわけじゃないんですけど、言われないと気づかないんですよ。
声のトーンも 「キーがちょっと低いんだよ」 って秋山に言われたり。 ミュージシャンみたいな。 「このセリフのこのキー違うからすこし上げて」 とか (笑
秋山: そう。 だんだんキーも気になり始めて。
コントにも、カラオケの原曲キーと一緒で 一番気持ちいいキーがあるんじゃないかって思ったんですよ。
山本は出だしのときに、歌いだしのキー間違えるみたいにいつもなっちゃって、そのまま行くしかなくなくなることが多い。
山本: 僕カラオケのときもそうですから (笑
秋山: だからその4分間は納得いかないキーで俺はやってるっていう。 それも徹底して注意しました。
山本: でもそれ解んないから、「ちょっと言って」 って。
秋山: 俺がオリジナルのキーを録音して、山本が覚えてくる。
山本: 「えーもう芝居始まってる」 「えーもう芝居始まってる」 って何度も1人で練習ですよ。
でも、聴いてすぐやらないとわかんなくなるから、本番前もわかんなくなりました。
秋山: 結局こいつ本番ではアドレナリン出ちゃったのか、キー3つくらい高くやりましたからね。
山本: もう音痴なんだよ。
たぶん高音・中音・低音くらいしか僕の中にはないけど、秋山は10くらいあるから 「7のキーで」 って言われて、中音を出して間違える。
秋山: いやほんと勉強になりました。 僕もニュアンスでしか伝えられなくて。
山本: マイケル・ジャクソンの 【THIS IS IT】 観て、マイケルがピアニストにニュアンスでいろいろ伝えようとしてて、ピアニストが 「そこはちゃんと言葉で説明もらわないと」 ってやりとりしてるのが、「まさに俺らのことだ!」 って思いましたね。
本人は解ってるけど伝わってなくて、その感覚 「わかる!」 って。(笑
「細やかさが足りない」 って言われても 「細やかさってなんだよ。 言葉で説明してくれよ」 ってなりましたもん。
秋山: それでいうと、俺がマイケル・ジャクソンってことになる (笑
****************
秋山さんってマイケルの大ファンなことは有名だけど、
ご自身のフィールドでの行動も 知らずにマイケルっぽくなってたんですねー
てか
そこまでコントをつき詰めているとは目ウロコ。
1ヶ月1万円生活ではワカランかったw (ちなみにあのロケ地うちの地元~
PR