ホテルのボーイが着ていた制服をマイケルが気に入り、
そのボーイはスペアの制服をマイケルにプレゼントした
‥‥という逸話は、とっても有名
エイドリアン氏のビジュドキュ本 (※和訳本: MJ全記録@'09年版/MJ観察日誌@'96年版) にも
'84年5月の出来事として記載されている。
のちにホワイトハウスに着て行った、という話も併せて…
≪'84年5月14日 ホワイトハウスにて特別表彰≫ なぜかスンナリ受け入れられてるけど、
この話には矛盾がある。
ホワイトハウスで着たジャケットなら、2月末にも着ているのだから。
≪'84年2月28日 GRAMMY Awards≫ じゃあ、エイドリアン氏が 「5月」 としたのは
たぶん何か誤解したか 誤報をつかんだか、なんだろナ。
昔は海外アーティストのリアルタイムな情報を入手するのは大変だったし(彼は英国人)、
そんなケアレスミスぐらい あるよぬ。(上からw
‥‥と思っていた。
が、先月
ボーイ本人のインタビュー記事を見た。
「5月」 言うてるわ。 (エイドリアン氏 ごめ~ん
ある5月の早朝2:30、マイケルが顧客の1人として来館した時
ヘクター・カルモナ氏(当時26歳)は NYのヘルムズリー・パレスホテルで
エレベーターボーイとして夜勤で働いていた。
ヘクター氏は3時間マイケルに付き添ったそうで、
「特に "Gold Room" (美しいハープによる音楽室) に感動していましたね」
ヘクター氏が着用していた制服にもマイケルは感動し、
「Oh,なんて素敵なジャケット」
「だけど、手袋は1つにしなくちゃ。 2つはヒドイよ」
マイケルはその制服をコンサートに使いたいな、と言ったとのこと。
2人とも たまたま同じサイズ(36-small)で、
翌朝クリーニングから戻ってきたばかりのスペアを、マイケルにプレゼント。
「私は、肩の縄編みを作り直しました。 彼はそれをとても気に入ってくれました」
「マイケルはホワイトハウスでそれを着たのです」そして、ヘクター氏とのツーショ写真。
≪ヘクター氏がMJファンにあげた写真に、後日マイケルがサインしたもの≫ 真相、ようやく判明せり。ヘクター氏がプレゼントしたホテルの制服というのは、
ホワイトハウスに着てったヤツではない。コレだわコレ。
↓
≪'84年5月12日 シャーリー・マクレーンの楽屋@ブロードウェイ≫
≪国立航空宇宙博物館にて≫
≪ミックとB.スウェディーン氏が顔を揃えてるって、"State Of Shock" レコーディング中?≫
≪インのシャツの柄っ!≫ヘクター氏の単なる勘違いなのか
話にハクをつけるためのウソなのか、
それはわからない。
ともあれ、『ホテルでの出来事が5月』 ってのは
結局は合ってたんだね?
と思いきや、やっぱソレも不正解なのでした
(なんなんだよ も~~
≪'84年4月中旬 ナッツベリーファームにて≫ PR