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やっぱガマン出来ないから書いちゃう


ヒト様による 『MICHAEL』 のアルバムレビューを、
土曜にゲトった 【日経エンタテインメント!増刊 MICHAEL】 で初めて読んだ。

事実関係以外・つまり “私感” って、
ヒトによってずいぶん違うものなんだなぁ… と、改めて。

自分の中で ある程度 『まとまってから』 じゃないと
ヒト様の感想を耳目に入れるのは、先入観として影響されやすく、キケン。
そう思ってレビュー読みを避けてたファンって、私以外にも結構いるはず。

いろんな見方があるからオモロイわけだけどね♪


なので、ヒト様の私感に対して四の五の言うのは見当違いなんだけど
あまりにも違う部分については、ちょっちワタシも私感を述べておきたく。


"The Way You Love Me"
ボーカルトラック について。


前述の雑誌で、Y氏は
 「元に入っていたもので残っているのは、(中略) パーカッションとマイケル本人のヴォーカルぐらいか」
つまり、2004年の 『箱』(The ULTIMATE COLLECTION) と同じボーカルだと…

エッ????

そこでアルバムのライナーを引っぱり出し、初めてG氏のレビューを見ると
 「マイケル自身が最後までリトライを繰り返し」
 「旧ヴァージョンよりも格段に練り上げられている」
ボーカルも、箱バージョンよりも新しい録音だという意と思われ。

 Y氏: 箱バージョンと同じボーカル
 G氏: 箱バージョンよりも新しいボーカル

ワタシの意見はお二方のどちらでもなく、
箱バージョンよりも古いボーカルトラック… つまり、
よりいっそう 古い“デモ” だという意見。


◆理由 その1◆

TEL声が終わって本格的な歌い出し 「 I was alone...」 の “I” の音程が、
少し はずれててブレている
箱バージョンと明らかに違うし、こんなのはデモの中でも下位のデモ。


も、コレだけでも充分だけど


◆理由 その2◆

「I was alone, there wasn't love in my life」 の “life”
「I was afraid of loving, you came in time」 の “time” など
箱バージョンの方が、それはそれはとても丁寧にビブラートをかけている。
聴き比べると、今回のアルバムはラフな歌い方だと判るはず。


◆理由 その3◆

終盤のまとめ方。
箱バージョンでは 「ちくこ☆」 ボイパ & 「らーらーらら」 スキャットで終了。
アルバムバージョンでは コーラス部分のトーンを下げて2回リピートで終了。
(この下げたトーンは機械的なもののように思えるけど実際はワカラナイ)
前者の方が、特別にあとから作った感が。
後者は、素材があんま無かった的な単調なまとめ方。



エステートが手にしたその曲のネタは
箱バージョンよりも古い素材だったとしか思えない…
こんなレベルのボーカルトラックを、
箱バージョンのそれよりも大切に金庫にしまってたとは到底思えんわ。

どっから拾ってきたの???



だけどソレはソレとして、それぞれに良さがあると思う。
個人的には、今回のアルバムバージョンの方が好き
さっきの "Hold My Hand" と違って、良し悪しではなく 単に 『好み』 の問題~

クリスマスな仕上げの "Keep Your Head Up" 同様、季節を意識したのか
ピアノ和音の軽い連打でスノー感をかもし出してるのが良いのー



2ndシングルは "Hollywood Tonight" で、1/11に米ラジオ局でアレすると噂だけど
冬の間にこっちを先にシングル切った方が…


あと、BRIDGEから 「わーー あーあー あーあーあ」 のバックコーラス声が
より明瞭になってて泣けるぅ


ただし終盤だけは、箱バージョンのと差し替えたい…


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