宮崎勤に死刑が執行されたそうで…
まず、ワタシは死刑制度反対論者ではありません
確かに自殺代わりに重大事件を起こす輩もいるけど
刑務所を、最低限の生活保証が得られてしかも危険な目に遭うこともなく一生を過ごせる場所という認識が根づく方が、永びく不景気のご時世、やっぱ恐ろしいよ。
死にたいと思う人よりも、出来れば生きたいという人の方が多い限り、1つの有用なストッパーにはなってるよ、やっぱ。
「人が人を裁くなんて!」的なアレは、
ものすごい思い上がりが潜んでるとしか思えない。
「他の動物なら裁いて良いけど」としか聞こえないんだよね…
人を裁けるのは神だけってか?
どんだけ思い上がってるのかと。
凶悪事件の被害者のご遺族の前でも言えるのかと。
死刑判決を下す裁判長になんらの逡巡も苦悩もないとでも思ってるのかと。
けれど一方、冤罪の可能性というものも存在している。
それはしかし、死刑制度存続の可否とは若干ハナシがズレるんではなかろうか?
それは何も死刑囚に限った問題ではなく、もっと根本部分の論外的なものなのだから。
ソレを持ち出すのは、ある種 「論理の飛躍」。
ここまで書いといてアレだけど、
だからといって死刑制度「推進派」というわけでもないのですよ。
しなくて済むんなら、それにこしたこたない。
あたりまえですが…
それにしても、あれから20年も経ったとは…
ご遺族も、ミヤザキのお身内も、
これで心にひとつの大きな区切りを付けられれば良いけれど… と、願わずにはいられません。
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