おかんが近所へ買い物に行く時
道ばたに１匹のセミがモゾモゾ這ってるのを見かけたという

もう長くないなー
可哀想だなー
帰りにもまだ居たら
どっかその辺の植え込みにでも移してあげよう

帰路で思い出して見てみると
殆んど変わらない位置に彼は居た


なので
救出もどき作戦を決行☆



鳴くなよ～～
鳴くなよ～～


祈りに似た気持ちで
彼の両脇をそっとつまむと




ギャギュギョ―――!!!!


大絶叫 （^∇^；



ヒトの目がある
もう戻せない
戻れないw


アワ食って手にさげてる買い物袋に押し込むも
袋をつんざく阿鼻叫喚っぷり

そのまま歩を進めたが
ヒトの目がますます集まってるような…；

虐待してるんじゃないですヨ――！
助けてるんですからね――！

って叫びながら歩きたかったと彼女は語る



道すがら適度な植え込みはなく
結局ウチのマンションまで連れ込んだとな

じ――じじじ――じじ!!!
ギャギョ―――!!!!

と間断なくわめき続けた彼は
マンションの植え込みに強制的にとまらされると
ウソのようにおとなしくなったという


結局
おかんに取って喰われると思ってたんでしょーな