これはもう、今回だけではとても終わりそうもないLIVEだから
内容をなぞったレポは書くべきじゃないと思う。
なので描写はできるだけ断片的に留めなきゃ‥‥
と言いつつ書いちゃうとww、
のっけのスクリーン映像からして も――― “クる”。
だってMJ-Airがやって来るんだよ???
って書いただけで号泣 (バカ
そして登場した 『リー君』‥‥
いや、そう書いてもどこかピンと来ない。
もう登場した瞬間からマイケルとの融合体 『マイケリー』 だった。
そう、その時はそれでもまだ‥‥。
それから加速度的に透明度を増し、間違いなく 『マイケル』 となっていった。
"Dangerous" が終わった時、隣のm嬢が言ったのだった。
「今の、リー君じゃなかった」。
‥‥登場シーンに戻りましょう;
もとより衣装を含めた再現度にこだわりまくってきたMJ-Spiritだったけど
その 『超絶ピーク』 が、今回。
登場時、オーディエンス、もんのすごい騒ぎ。
だってその衣装たるや、もうもうもう‥‥
コレと ほぼ寸分違わない衣装っ!
インのTシャツも、靴までもッ!
こうまで “再現” を極限まで突き詰めた、とてつもなく強く激しい想い。
ソレにも泣けて仕方がない。
衣装以外でも、もちろん同じこと。
映画 『THIS IS IT』 は、複数のリハを編集したものなので
ステージ全体を最初から最後までノーカットで収めた完全版の曲は
たしか1つも無いはず。(※BJやHNでも断片パフォでした)
それを1本の曲として完成させるには、創作部分が少なからず出てくる。
違和感の全くないナチュラルさでまとめ上げるには
マイケルのステージングをよーくよーく熟知していないと、無理。
ファンはすぐに見抜く。
しょうもないパチもんだと。
その、あちこちの空白を埋める演出決めだけでもどれほど大変だったか
ワタシには見当すらつかないし、想像も出来ない。
限られたセットの中でも
"TWYMMF" ラストのアウトロで、メキア嬢(役)との藤棚ダンスシーンには
一同ためいきが洩れた。
クレーンが使えない "Beat It" では2階席の端への 『瞬間移動』 となったが
それでも虚を突かれ、「おお!」 って。
1つ1つ書いてたらとてもじゃないけどキリがない。
パフォや演出面について、総じて何が言いたいかっつーと
さめて我に返るような時は ほとんど無かったほど、全体がナチュラルだったこと。
こんなに創り込んでいるのに、ナチュラルって。ほとんど無かった、と言うのは、
"Thriller" でオーディエンス達の上空を舞って行った紙製の花婿&花嫁を見て
ぼんやり我に返って思ったのだった。
「あぁこれが夢なら醒めないで! って本当に思うなぁ‥‥」。
そしてまさかの蜘蛛ロボ登場で、再び意識が飛びののw
セットリストは、’09.6.24時点のものに準じていた。
ただし "Stranger In Moscow" は、
それまでのセットリストにはあった "Human Nature" に戻された。
(J5メドレーも同様で、"ABC" が以前どおりにカット)
再現性にこだわりを持ちながらも そこは戻したという判断は
まったくもって正しい、と みんながみんな思うでしょう。
本番まであと約3週間あった中で、マイケルもきっと戻したと思う。
「"Human Nature" は やっぱり削れないよ」
と。
また衣装に話を戻すと (ジグザグするナーw
J5の兄弟たちや、バックコーラスも衣装に凝っていた。
"Thriller" でのバックコーラスは、墓の番人のような黒マントをすっぽり被り
片手にはハンドベルという素晴らしく細やかな演出っ!
オリアンティ(役)なんて、こうですよこう!
ご本人じゃないですよー。この日のですよー!
こっ このギターはッ!!!(リンクも貼るつもりが どこで拾ったか判らなくなっちゃった; すみません) まぁ~~極めつけは "Billie Jean" でしょーね。
「でろでろに泣いちまうナー 覚悟しないとナー」 って思ってたのに
あまりにもあまりなアレに、泣くのカンペキ忘れてもーたもんね。
何度も何度も
「えええ?!?!」 って。
そう、LED使い。
よもやマジで、同じく 『PHILIPS社』 協力だったり
少なくともコレは、他の衣装よりもお目にかかれる率が高いと思う。
だから今は多くを語るまい。(もう語ったっつー
そして "Man In The Mirror" から "MJ-Air" へのつなぎ。
ここは完全に創作となる。
けどもちろん誰もそんな違和感は感じない。
感じるスキがない。
「最後」 となってしまうこのシーン。
それを考慮してのことか、ステージの皆さん とても穏やかな表情をたたえている。
凝った映像とリンクさせ、マイケルがMJ-Airに乗り込んだ。
本物の 『THIS IS IT Live』 でも、実際こういう創りになったであろう見事さ。
見事すぎて、我に返れない。マイケルは、またどこかへと渡ってゆくだけ ――
なのに、なんでこんなに悲しいんだか 自分でも判らない。
終わっても、涙をぬぐうこともせずに 「うわぁん」 と声をあげて泣いていた。
止まらない。
場内整備のため外に出て下さい、と何回も繰り返し喚いてた兄ちゃんが
ワタシの顔を見て ちょっと口を閉じたのだった。
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