名前は知らずとも、ほとんどの日本人はその顔を知ってるはず。
時代劇の悪役が放つ、ツリ目の剣客。
ときおりアイシャドー&アイライナーが ごっつ濃ゆい、あのお方。
そんな福本清三さん(66歳)、普段は こう。
福本さんの “人となり” って全然知らなかったけど、
『謙虚』。
あんだけイロイロ出演してて、しかも “ラストサムライ” にも抜擢されてるのに
代表作は 「なし」 と言ったり。
時代劇に不慣れな俳優が入ると、誰から頼まれたわけでもないのに
和服での所作や 殺陣の演技指導をつけてあげたり。
などなど。
これらについては、先日新聞に載ってたインタビュー記事で
東映の大部屋仲間からスター(川谷拓三さん等)も出ましたね、という話を振られて
ソレに答えた福本さんのセリフで、理由が解った。
僕は、オヤジが 「やっていけるのか」 と心配したくらい内気で、
脇でいるのがいいんです。
『こうしたら画面が良くなるんでは』、という事をやっていけば良いだけで
『目立ちたい』 じゃなかったんです。
『自分がどう映るか』、というのは誰でも気になるけど
そこに含まれてる意味が違うよぬ。
ほとんどの人は、『他人から自分はどう見えてるか』。
福本さんの場合は、『画面的にどうだったか』。
演者でもあり、演出者でもあるのね。
マイケルと同じ
(←全部つなげるヤツ
インタビュアーから 「今はすごい人気者です」 と言われ、
うへへ、よう言いますわ。
テレビのお蔭やと思うんです。 <中略> マスコミが大部屋の代表みたいな感じで何度も取り上げてくれたからですわ。
他の人より優れているからとか、全くありませんわ。
あったら売れてますがな。
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