俺は、未発表トラックでマイケルと仕事をしたんだ。
それは俺がこれまでにスタジオで体験した中で最も驚くべき出来事だった。
彼はケッサクだったよ。
すごいおかしくて、俺たちはずっと笑ってた。
彼の立派な父親っぷりを、俺も目の当たりにしたよ。
彼は立派な人だった。
俺たちは数年前、一緒にスタジオに入ろうという事になったんだ。
彼がやって来る前に、彼のために書いた曲の全伴奏の録音も済ませておいた。
サンセット大通りを上ったとこにある、マーヴィン・ゲイの古いスタジオで
俺とマイケルは3日間、ヴォーカルを録ったんだ。
その後 俺はステージを離れ、自分のPCでトラックを再生してみた。
マイケルは、確かにそこにいたんだ。
全くもって誇らしかったよ。
マイケル・ジャクソンと働いたことは、俺の人生でおそらく最高のことだな。
彼は全くもってクールで、プロフェッショナルで、見事に立派な人物だった。
そして忘れてはならない、マイケルは音楽の天才だという事を。