昨年マイケルから依頼を受けたKehinde Wiley(ケインダ・ウィリー)画伯による作品。
【Equestrian Portrait of King Philip II】 これは、ルーベンスの作品をもじったもの。
【Equestrian Portrait of King Philip (Felipe) II of Spain (1527-1598)】 マイケルは、ブルックリン美術館でウィリー画伯の作品を見て彼に連絡を取ったが
ウィリー画伯いわく、
「最初は誰かのいたずらだと思って無視してた」。 ←
皆こう言うよねww30分ほどTELで話し、作品のビジョンについて語り合った結果、
巨匠の名画のポーズをとったマイケルの写真をウィリー画伯が撮ることで合意。
話していて、とにかくマイケルの絵画のプロセスに関する知識の豊富さには
プロの身ですら感動を覚えたという。
その後、ホテルを転々とするマイケル宛に作品のベースの歴史画を大量に送ったが
そのうち連絡が取れなくなってしまったそう。
で、そうこうしているうちに…
「ともに作品を作り上げるという彼のアイデアは、彼が本当にやりたかった事だろう。
私には、この作品を完成させる責任があると思ったのです。」
その絵は、フロリダの
『アートバーゼル・マイアミビーチ』 で展示後、
今月初旬のオークションでドイツ人コレクターが17万5,000ドル(≒1,600万円)で落札。
3.51m×3.00mという巨大な絵
オークション全体の落札総額は景気後退前の水準に届かなかったが
このマイケルの絵に関しては、予想額を上回ったそう。
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