篠原有司男さんといえば
77歳にして少年のような 「はっちゃけた」 エナジーをもつ画家として
とっても有名。
日本で初めてモヒカンにした人物でもアリのの。
そんなギュウちゃん画伯が、マイケルを描いた東京・京橋の 『ギャラリー山口』 で
新作4点のうち1点として展示中。(9/5まで)
[ 207cm×483cm(
)
/ キャンバス / アクリル絵の具・蛍光塗料 ]
<記事より抜粋&編集>
画面右に、ちょんまげ姿のマイケル・ジャクソンの顔が現れる。
刀を持つサムライ姿だ。
幕末に活躍した土佐の絵師・絵金が描いた 『鈴ヶ森』 から
インスピレーションを得て制作。
マイケルは、歌舞伎にもなっている美剣士・白井権八とだぶらせた。
死後、毎日のようにテレビに映し出されるマイケルを見て
彼の偉大さに気が付き、題材にしたという。周囲にはお化けガエルなどが太い筆遣いとド派手な色で描かれ、
さらに画面には、何かをたたきつけたようないくつもの赤い跡も。
ボクシングのグローブに赤い蛍光塗料をつけ、描いた絵の上にパンチした。
「イラク、アフガンなど戦いが止まない。血なまぐさい社会に腹が立つ」
と篠原は話す。そんな社会への怒りを込めたパンチなのだ。
主役の顔が少ししか見えないことに当初はもどかしさを覚えるものの
塗料がしたたり落ちるピンクの痕跡は実にリズミカル。
大スターを擁した画面を確実にパワーアップさせている。
そう、もどかしーねぃ (´Д`)
パンチ前の絵が、
ギュウちゃん画伯のブログに掲載されとります。
シロート目には 「そっちの方が~~
」 と思う…
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