ナレーション : KING OF POP マイケル・ジャクソンも、アステアに魅了されたひとり。 「アステアは最も影響を受けた人」と語っていました。 白いスーツに身を包み マイケルがギャングと踊る、このミュージックビデオ。実はアステアへのオマージュ作品でした。 = “Smooth Criminal”('88)が流れる = こちらが、そのアステアの作品です。 = 『バンド・ワゴン』('53)が流れる = 時を超え 影響を与え続けるアステアのステップには、一体どんな美学が秘められているのでしょうか。 |
- アナログシンセは今も使っているそうですが、「お宝」的な珍しいシンセもお持ちですか?
喜多郎:
マイケル・ジャクソンの『スリラー』ツアー(※BADツアーと思われる) で使われていたSynclavier (シンクラヴィア / シンセサイザー,サンプラー,シーケンサーなどを統合した電子楽器) が家にありますよ(笑)。
ツアーバンドでキーボード奏者だったクリストファー・カレルが僕の友人で、彼から譲り受けたものなんです。
マイケルの歌声がサンプリングされていて、鍵盤を押すとそれが再生されるようにもなっているんですよ(笑)。
- ええ!? それはすごいですね!
喜多郎:
ただね、そのSynclavierに入ってたデータが今、自宅で行方不明なんです。
コンピューターのシステムを変更したとき、そのままどこかへいってしまって…。
ストレージしてあるはずなんだけどなあ。
あれを見つけられたら大騒ぎだと思うんだけど(笑)。